てぃーだブログ › くくるの乙女 › 2012年04月

OCNさんに取材していただきました。

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2012年04月29日

盲ろう者と時間

盲ろうについてネットで調べていたら時間を知ることがいかに大切かわかりました。


盲ろう者向け福祉機器
盲ろう者むけ時計開発への期待:触読式置時計を考える~
1.触読式置時計への私たちの思い



はじめに、盲ろう者むけの触読式置時計開発に向けて当事者、家族、関係者からの期待を
込めた意見を紹介する。
①「触読式置き時計が必要とされる訳」
岩原 秀子(社会福祉法人 光道園)
私は、施設で盲ろう者の生活支援の仕事をしています。一昨年、50歳代で、網膜色素変
性により視力を失い、中途盲ろうになり、施設入所された女性を担当することになりました。
入所当時の彼女は、どことなくいつも悲しそうな表情で、まるで能面のような顔つきで、
笑顔はほとんど見られないといった感じでした。視力を失って、家族と別々な生活を余儀な
くされたショックは大きく、身辺面などは他人の世話を受け、移動面においても食事や、入
浴などいつも誰かに連れて行ってもらう、無気力に近いような生活を送っていました。
彼女と話しをしていくうちに、まだ視力が幾分残っていた頃の楽しかった思い出話、その
話しの中で、いつも何時に起きて、何時に仕事に行ってとかという、「何時!」という手書き
文字がありました。私はふと気づきました。時間の概念はあるし生活の組立ても、自分でき
ちんとできていたのだから、ただ、視力を失ったので、時計を見ることができなくなってど
うしていいかわからないまま、きてしまったんだと・・
そこで、触るということで、時計というものを理解し視力のあったころのような、生き生
きとした生活をなんとか取り戻してほしいと思い、触ってわかる時計がないものかと考え、
触読の腕時計を一度触ってもらいました。が、今の彼女はまだ視力を失ったショックから立
ち直ることが出来ないためか、「目が駄目だから」「細かいものは触りたくない」と、とても
拒否的な反応が多く見られました。
やはり、いきなり触読の腕時計を把握するのは無理で、ましてや消極的な性格の人は難しい
と感じました。大きいものから徐々に小さなものに移行できるような方法をとらないとだめ
だと感じました。
そこで、市販されている触読の置時計はないものかと、あちらこちらとあたってみました
盲ろう者に対する障害者施索のあり方に関する研究
126
が、過去は販売していたが、現在販売されているものはないとのことでした。
ない!だけど、なんとか時計を触読できるようにならないものか彼女が触読に興味が持てる
ような大きさの時計はないものか?と考えたところ、文字の浮き出し方がはっきりしていて
針の頑丈な、壊れたハト時計があったので、それを使って一緒に触読の練習をはじめました。
触って時間を読み取る食事の時間、作業の時間など、自分で時間を作って触って読み取る、
そんな繰り返しのなか、能面のような顔つきが、次第に明るくなりはじめました。でも針は
動かず時計としては、機能しない。それで、景品にもらった目覚まし時計の蓋をはずして、
12、3、6、9のところに印をつけて使ってもらいました。しかし、触るということの力
加減が難しく、針が壊れてしまいます。
もっと針がしっかりしているものはないものか?と感じました。また、ロシア製の手巻きの
時計も針はしっかりしていて良かったのですが、ぜんまいを巻くということが難しくついつ
い忘れてしまって、いつから時計が止まっているのか、また、時間を合わせてほしいといっ
た行動もなく、あまり使おうとはしませんでした。やはり中途盲ろうの人に必要な触読式置
時計の条件としてあげられるものは、まず、針やムーブメントが丈夫なこと。手巻ではなく、
電池式かもしくは電動式のもので、継続して時を刻むもの。文字盤の凸表示がはっきり触り
とれるもの。触読式腕時計に移行しやすいような大きさのものがないということが問題だと
いうことが挙げられます。
時間を知ることで、日々安らぎがあり、そこから生活を組立て生き生きとした人生を取り戻
すことができる、元気づけてくれるそんなことからその人にあった、触読式の置き時計が是
非必要とされるのではないかと思われます。

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 23:30Comments(0)

2012年04月27日

ユイマールの心

http://chrara.ti-da.net/e3889318.html
セコムさんのブログに奈良県立ろう学校の動画あります。
上を向いて歩こうよの手話歌を盲ろうの生徒さんがどうやってやるんだろうと疑問に思っていました。
隣の生徒さんが触手話で伝えていたんですね。
感動です。ユイマールの心です。わくがみさんが盲ろうの生徒さんにドラムを教えています。
心と心の共鳴を感じます。是非みてください。

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 16:45Comments(0)

2012年04月27日

RBCで今日オンエア

延期になり今日のRBCザニュース6時15分、ろう学校の生徒と交流ライブと銘打って奈良県立ろう学校の生徒さんとの交流の様子が紹介されます。
みなさん、見てね!  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 08:15Comments(8)

2012年04月26日

美江さんからの転載

ブログ仲間の美江さん、くくるを紹介しています。うれしくて転載しました。

http://ohs19.ti-da.net/e3416015.html今日のランチは、久しぶりに外食でした。

 写真のランチは、北仲城村にある「カフェくくる」という、難聴者と健常者が一緒に経営しているカフェです。

 そこで今日奈良県の聾学校の生徒さん達と、「カフェくくる」の難聴者の方達で作成した「お留バンド」、そして「ケントミバンド」の合同演奏会があったので、応援に行きました

 くくるの「乙女バンド」の方達は、耳が不自由であるにもかかわらず、肌で音を感じ、ダンスも上手に踊っておりました。難聴者であるにもかかわらず、音を演奏するというのは本当にすごいことだと思います

 また奈良県の聾学校の生徒さんの中で、耳も聞こえなければ目も見えない重複の障害を持った方もおられましたが、音を肌で感じて一緒に演奏しておりました。

 耳も目も不自由な方も、世の中に入るんですね  他人事だと思って、全然わかりませんでした。

 「ケントミバンド」で三線を演奏しておられるケンさんの三線の音や歌声はすんだもので、聞いてて本当に癒されます。

 一度きなしょうきちの「花」や有名な「サトウキビ畑」を聞いてみたいです。

 ・・・教職を受ける皆さんは、「風疹児」ということばをきいたことがあるでしょうか? 1965年前後に沖縄で風疹が大流行して、お母さんのおなかの中にいるときに風疹に罹って、生まれた子供は「ろうあ者」や「難聴者」という聴力障害児が生まれました。それも300人前後も風疹による聴力障害者がいたそうです
 公立の小学校には「風疹児クラス」というのも設けられ、さらに北中城村には「北城聾学校」という風疹児専門の学校があったようです。 くくるの経営者の奥さまも風疹児で、聴力障害を持っておられます。けれども聴力障害にまけずに大学では教員免許を取得して、さらには沖縄県職員採用試験にも合格し、現在は県庁でお勤めしておられるようです

 障害者だからといって、決して特別扱いするのではない、健常者と共に学び、ともに働く、これが障害者の社会参加だと思います。 特別支援教育の答申文でも「社会参加」という言葉もよく出てきますね。 「くくるカフェ」なんて、本当にそうです。 難聴者と健常者が一緒に働いている、手話や身振り手振りを通して、お客様を接待しております。 これからはこういう職場が増えてほしいものです。 確かにサポートするのは容易ではないかもしれないけど、健常者も障害者も共に支えあい働ける場がもっと増えたらいいと思います。

 「カフェくくる」のブログは以下の通りです。 興味のある方は、是非ともご覧くださいませ
http://kukurucafe.ti-da.net/

 あと今日一緒に出演した「ケントミバンド」のブログは次の通りです。 「進行性筋萎縮症」という筋肉が弱っていく病気にも負けずに、三線と島太鼓で素晴らしい演奏を聞かせてくれる バンドです。 このブログに来る皆様も、是非とも応援してくださればと思います。 是非是非このバンドの働きもご覧になってください
http://kentomi.ti-da.net/

 さあ、今日は心身ともにエネルギーも補充しました。これからまた土曜日の問題作成です

タグ :カフェくくるケントミバンド聴力障害者風疹児

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 12:47Comments(3)耳が聞こえないて何?

2012年04月23日

ろう者の音楽

以前、ろう者がカラオケを楽しんでいることを紹介しました。
色々な音楽の楽しみ方があると思います。
さて耳の聞こえない乙女達の音楽の楽しみ方はどうなんでしょうか?

純子の場合
  彼女はドラムを担当しています。彼女はドラムを練習していると時は一流のドラムの演奏をイメージし  ています。
  ドラムの音を楽しむのではなくドラムをかっこよく演奏することをイメージして楽しんでいます。彼女  の場合はイメージ楽かな?

英子の場合
  彼女は仲間と一緒にいることを楽しんでいます。皆と一緒に、目標に向かっていくことが楽しいようで  す。
  彼女の場合は仲間楽かな?

真弓の場合
  彼女は負けず嫌いです。自分(聴覚2級)より耳の悪い純子(1級)がドラムを叩いている姿に発奮し  てピアノに挑戦です。息子(小学生1一年)と親子ピアノコンサートを夢みています。
  彼女の場合は夢楽かな?

    

Posted by カフェくくる うるとらまん at 10:53Comments(2)耳が聞こえないて何?

2012年04月21日

練習

そんな思いでどうしたら奈良県立ろう学校の生徒さんが喜んでもらえるか考えました。

料理はペルー料理と沖縄料理
をうまく組み合わせて両方の料理を一度に楽しめるものにしたいと思います。盲ろうの生徒さんに香りで食事を楽しめるよう模索中です。

イベントはプロ級のマジッシャンに来てもらえることになりました。
見えなくても楽しめるマジック考えてもらっています。
かなり難易度は高いです。あきらめずに頑張ってもらっています。

聾学校の先生とメール電話で何度も話し合いしました。

話し合いしていくなかで盲ろうの生徒さんは沖縄の盲ろう者との交流を望んでいるのではないだろうかと思いました。
くくるにご来店していただいた他府県のろう者のお客様のくくるの魅力は沖縄のろう者に会えることでした。

沖縄に10回もきていて一度も沖縄のろう者にあったことのないお客様もいます。

そんな他府県のろう者と地元のろう者との交流は手話が飛び交い楽しそうです。
それが沖縄と奈良県の盲ろう者で交流できればとおもうと胸がはずみました。
実際には通訳がいなければ交流は難しいです。盲ろう者の通訳介助に理解のない方々にどれだけ、盲ろう者にとって通訳が必要であり、どれだけ、生きる喜びにつながっているかを知ってもらえるいい機会だと思いました。

そのことを聾学校の先生に伝えました。先生は大変よろこんでくれていました。その生徒は沖縄の盲ろう者と会えることは考えてもいなかったようで、とても楽しみにしているとのことでした。








料理、交流会は着々と準備しています。
さて、ライブはどうしたらいいか悩みました。

ろう者ならダンスなど見てたのしむことはできますが盲ろう者にはそうはいきません。
ならば振動で音楽を楽しんでもらおうかと思いました。
その実験のため4人のくくるの乙女を和太鼓のライブに誘いました。
ものすごい迫力と振動でした。
これなら喜んでくれていると思っていましたが純子はつまらないと言いました。
シッヨックでした。確かに振動は感じますが音楽を楽しむほどまでには至りませんでした。


ダンスもダメ、振動もダメです。くくるの乙女とサポーターで話しあいました。
Yさんが言いました。打楽器は人類が誕生して最初のコミニケーションの手段であり、楽器の始まりです。
打楽器を実際に体験してもらうのはどうだろうか!

純子
「見るよりやるほうが楽しい。一緒にやるともっと楽しい」

音楽は受身ではなく実際に演奏するほうがもっと楽しいようだ。

確かにくくるの乙女は音楽は大嫌いと言っていたが今は音楽を楽しんでいる。

押し付けにならないだろうかとの意見もあった。私も自信はなかった。

恐る恐るろう学校の先生に電話してみた。

驚きの返事だった。
生徒は皆、好奇心旺盛でなんでもやりたがるとのことで大賛成とのことでした。
手話歌、打楽器も得意とのこと。

先生はくくるでは食事だけと考えていたようです。

くくるも好奇心旺盛だ。
やっと方向性がみえてきた。
生徒にライブ体験してもらうことにした。
くくるバンドの演奏で生徒が手話歌をやる
サポーターと生徒で演奏してくくるの乙女がダンス、手話歌をやることにした。
打楽器は沖縄特有のパーランクーを使ってもらい沖縄の文化芸能に触れ合う機会にしたいと思う。
更なる援護射撃があります。
なんとケントミさんが友情出演してもらうことになりました。
健常者の生徒でもプロと共演してライブ体験なんて聞いたことがありません。

これは絶対にいい思い出になります。

盲ろうの生徒への効果的にリズムを感じてもらうには?全員の音をあわせるには?まだまだ課題がありますが、壁を乗り越えることを楽しみたいと思います。










4月25日の奈良県立ろう学校の生徒さんを歓迎のミニライブのため先日はケントミさんとの合同練習でした。

皆と耳の不自由な生徒、盲ろうの生徒を喜んでもらえるにはどうしたらいいか真剣な討議しました。

町田さんから以前、盲と知的の2重障害ある他府県の生徒さんに太鼓を叩いてもらったところ、とても喜んでもらえたと太鼓のすばらしさと一緒に何かを体験することの素晴らしさを語ってくれました。

わくがみさんから、まず、テンポとリズムを理解してもらい、振動で体に感じる体感、盲ろうの生徒の場合は肩を叩くなどしてテンポを感じてもらうなど意見がありました。
実際に肩を叩きながらリズムよく打楽器を叩くことができるかなと疑似体験しながらの練習でした。

 疑似体験は、盲ろう者のことを理解する手助けになり方向性がみえてきました。
くくるバンド練習頑張っています。













いよいよ来週の水曜日25日、奈良県立聾学校の生徒さんが修学旅行でくくるにきます。
今日は練習日でした。

4人の耳の聞こえない乙女頑張っています。
純子のドラム、英子のジャンベは期待以上に音が合いだしました。
真弓のピアノがもう少しで音が合います。

これからの猛練習で25日には間に合いそうです。
今日もケントミさんとの合同練習です。
上を向いて歩こうよの曲にケンさんが三味線を奏でてくれました。
それがなんともいえない音色です。
その曲に三味線を奏でているのを聞いたのは初めてです。

これにはお客様も喜んでくれると思います。
奈良県立ろう学校の生徒さんと、一緒にコラボでミニライブを想定して練習しました。
わからないことは、ろう学校の先生に確認して、一つ一つ問題点を克服してきました。
写真はダンス指導してくれているさつきさんと手話通訳してくれているとったんです。
お二人とも疲れた顔見せず楽しそうに指導してくれていました。
ありがたいです。

ろう学校のみなさん、心よりお待ちしています。




  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 22:59Comments(0)

2012年04月21日

ろう者とカラオケ

先日、友人との会話でカラオケの話になった。
その友人、ろう者に誘われてカラオケによくいく。
ろう者はメロデイはメチャクチャで画面から流れる字幕をおいかけて歌っている。
歌の意味に感情をこめて歌っているらしい。
なるほどと思いました。
私たち健聴者は歌をうまく歌うことに集中しがちですが、歌の意味、思いにほれ込んで歌を歌うこともいいなと思いました。

とても楽しそうに歌っているそうです。
楽しいこと、それは音楽の原点と思いました。  
タグ :ろう者


Posted by カフェくくる うるとらまん at 00:56Comments(2)耳が聞こえないて何?

2012年04月20日

真心




先日、サポーターのさつきさん、仕事が忙しく練習不足の真弓を心配し、夜の9時半から11時半までピアノを教えてくれていました。

実は友人の紹介で知り合って一週間にもなりません。
ありがたいです。さつきさんの真心に感謝!  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 00:41Comments(0)耳が聞こえないて何?

2012年04月18日

奈良県立聾学校からメール

今日、奈良県立聾学校からメールありました。
うれしいです。紹介します。


こんにちは、奈良では桜が散っています。修学旅行を来週に控え、慌ただしく準備に追われています。生徒たちとくくるさんのHPを拝見しました。とても力を入れて準備して下さったことが画面からも伝わりました。そのお気持ちにお応えできるだろうかと、ちょっと心配でもあります。4名の引率者のうち、2名が4月からの新担任です。みんないい交流ができるようにと気持ちを引きしめています。「上を向いて歩こう」は音楽の先生にも協力いただいて練習します。元気で、笑顔でお会いできますようにと願っています。どうぞよろしくお願いします。

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 23:58Comments(2)

2012年04月18日

サポーター参上!(49)




サポーター誕生です。BMGビクター所属のプロの歌手である田代さつきさんです。
芸能活動より国際交流ボランテイアに汗を流してきました。
くくるバンドの一生懸命さに心を打たれサポートしたくなったそうです。

今日は特にダンスの指導してくれました。くくるバンドに新しい風が吹いてきました。

ケントミとの合同練習にも参加してくれました。

ケンさんから沖縄中を一緒に回っていこうと言ってくれました。

ケントミを応援してくれる人は多いです。その中でなぜくくるバンドなのかの質問にケンさん「それが自然の流れだから」
との答えでした。
Yさんとの出愛い、復活ミニライブでのコラボ、そして25日にまたコラボとケントミ&くくるバンドの機会が多いです。

それが自然な流れなのかな?
この流れを大切にしたいです。  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 23:21Comments(4)

2012年04月18日

4月25日はくくるへ集合!!

奈良県立ろう学校の生徒さんが修学旅行でくくるにランチに来ていただける日まで丁度一週間後の25日となりました。
生徒さん、一時ごろ到着し1時半よりマジックショー、ケントミとくくるバンドの演奏です。

マジックは沖縄では新聞で何度も紹介されている喜納さんです。
無料でみられますから見なければもったいないです。

そして、くくるバンドの生みの親ケントミさんとくくるバンドのコラボです。今回で2回目のコラボです。
合同練習は3回ほど行い、調子を上げてきました。

イベントの度に腕を上げていくくくるバンドです。
今回は4人の耳の聞こえない乙女がピアノ、ドラム、ジャンベとそれぞれ楽器に挑戦します。
サポーターの見事な連携で音を合わすことがかなり出来上がってきました。

11時半から営業を開始し1時半にライブです。

25日はくくるへ集合!

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 02:59Comments(2)

2012年04月18日

ダウン症に負けないリコちゃん、初コラボ




毎週土曜日はリコちゃんライブです。先週はなんとケントミさんことケンさんとの初コラボでした。
リコちゃん、楽しそうにピアノ演奏していました。

日に日に成長するリコちゃんでした。  
タグ :ダウン症


Posted by カフェくくる うるとらまん at 02:34Comments(0)

2012年04月17日

遥かなる甲子園

今日はKさんが来店していただきました。
Kさんは30年ほど前、聴覚障害新聞記者であった松島謙司さんの手話通訳していました。
Kさんは松島さんに耳が聞こえないことで硬式の野球に出れない北城聾学校野球部のことを訴えました。

それが聴覚障害新聞に掲載され全国に広がり、試合に出れるようになりました。
遥かなる甲子園で映画、漫画にもなっています。
松島さんの怒り、奮闘があり、道が開かれた歴史を語ってくれました。

やはり、表に出る人の影には松島さんのような影で努力しているかたがいるんですね。
心温まる話ができて楽しかったです。


  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 17:20Comments(5)

2012年04月16日

くくるブラザーズ

くくるの乙女をサポートしている4人の男は私の普天間高校時代の先輩、同級生、後輩です。
4人とも音楽大好き人間です。

仲間がいることは幸せです。





  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 22:15Comments(2)

2012年04月15日

りこちゃんのお母さん





毎週土曜日はリコチャンライブです。
リコのお母さん、手話の本で手話の勉強していました。
どうやらうちの純子さん、英子さんと会話したいようです。
手話の勉強は続けてね。  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 02:21Comments(0)

2012年04月14日

音楽は耳できくものなの?

先ほどのブログからの続きです。

ケビンの例を見てても宇宙は私たち人間に対して聞こえる、聞こえないに関係なく平等にリズムを与えてくださっていると考えれば、リズムは耳で聞くだけではなく、身体で聞き、感じるものでもあると。聞こえる人がリズムを耳で聞き、それを耳から聞く音楽に変えたのであれば、聞こえない人は身体で感じたものを音楽に変えることができるはずですし、その音楽も聞こえる人の概念であるものではなく、まだ誰も考えたこともない、しかしこれから出るであろう新しい音楽の概念が生まれるかもしれないと期待できます。


最後の文章です。
耳の聞こえない4人の乙女にわくがみさんが教えてくれたのはテンポとリズムでした。
例えば、野菜を包丁で切るとき、マラソンしているときなどの一定のリズムあるところ、それは音楽であることを教えてくれました。
今では4人の乙女はピアノ、ドラムなどの演奏をするまでになりました。
サポーターとよく話するんです。
彼女達は音を聞こえなくても音楽を楽しんでいる。音を聞いていないから音楽というのはおかしい、
振動を感じているから振楽かな?
仲間と音楽を楽しんでいるから仲間楽?
場の雰囲気を楽しんでいるから場楽?

今、くくるでは奈良県立ろう学校の生徒さんが健常者がいうところの音楽でどうしたら喜んでもらえるか
考えている。

盲ろうの生徒さんに喜んでもらえるには?

ろう者の純子さんが言った。
見るだけでは音楽はつまらない。一緒にやったら楽しいと。

4人のろう者との音楽との格闘、そして、ろう学校の生徒さんとの触れ合いで、ろう者から聞いた音楽の概念とは?
みなさんの意見はどうだろうか?  
タグ :ろう学校


Posted by カフェくくる うるとらまん at 08:05Comments(0)

2012年04月14日

音楽は耳で聞くものだろうか?

すずりんエッセー集からの転載です。


音楽は耳で聞くものだろうか?


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   音楽に付き物のリズム(当たり前だけど)は本当に耳で聞くものだろうかの疑問が湧いてきます。そこで昔私が東京にいた時、ある団体の集いに参加した時、宇宙博士で有名な方(名前は思い出せない)の興味深い話を思い出しました。その方の研究についての話でしたが、宇宙にはリズムが流れているそう。それをわかりやすく証明するために鯨の歌を録音したものを目で見てわかるようにグラフで示してくださったが、そのグラフに宇宙万篇に流れるリズムをも表してくださいましたが、驚くことにそのグラフの動き、上へ下へと動くリズムがほぼ同じだったのです。つまりは鯨は身体か、感覚で宇宙のリズムを感じ取り、それに合わせて歌っていることがそのグラフでよくわかりましたが、それによって私たちは宇宙からリズムを太陽と同じように平等に受けているんだなと感動したのを覚えています。聞こえなくてもリズムを感じることができるのも、太鼓の音を聞いて、気持ちよくなるのも、それは皆宇宙のリズムを受けているからではないでしょうか。
   宇宙のリズムに関して昔ベートベンが耳が聞こえないにも関わらず、音楽を編み出したのもその宇宙のリズムを身体で人よりも鋭く感じとめたからではないかと憶測しました。ある本によるとベートベンが音楽を創作するときはいつも森の中を散策する時だったそうです。森の中はもっと自然の中に身を置くことになりますから、当然宇宙のリズムをよりよく感じることができたんだと思います。それとベートベンの音楽はどちらかといえば大きな音を醸し出すことが多かったというのも彼が聞こえなかったゆえともいえるかもしれません。
   大きな音響のほうが聞こえない私にとって気持ちいいし、身体も自然に動くけど、私のルームメイトのケビンもそういう出来事に遭遇したことがあったそうです。その話はロスにいる日本人の友人が話してくれたことだけど、彼女は聞こえる人でCSUN(カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)の大学院でケビンと同期だった方です。大学院を卒業して、そしてその修士号を獲得するための試験が夏休みの間にあるので、ケビンや同期の方々と一緒に勉強したそうです。ある日の夕方、たまたまケビンと二人であるコーヒーハウス(日本で言えば喫茶店のようなところ)でジャズを聞かせてくれるお店で勉強したところ、突然ジャズの大きな音楽が鳴ったそう。それまでは静かだったけど、時間が来たためジャズの演奏の時間となったのですが、それがあまりにも大きくて、聞こえる彼女にとっては勉強の妨げになったそうです。ところが聞こえないケビンは身体で音楽を感じ、彼の表情も次第に柔らかくなり、「びっくりした! こんなにも音楽が僕のストレスをほぐしてくれるとは知らなかった」と驚いたように話したそうです。聞こえる人にとっては音楽は心を休ませる、和ませるものであることは当たり前のように知っていますが、ケビンはデフファミリー(家族全員が聞こえない)出身であるため、小さいときから音楽というものに縁がなかったから、その当たり前のことを知らなかったのですから、その驚きは大きかったと思います。ケビンはそれまで仕事をしながら大学院で勉強し、しかも最後の山である試験を受けるのですから、相当なストレスでした。それだけにそのストレスがほぐれるのを感じたのは彼にとって新鮮な驚きだったのでしょう。
   ケビンの例を見てても宇宙は私たち人間に対して聞こえる、聞こえないに関係なく平等にリズムを与えてくださっていると考えれば、リズムは耳で聞くだけではなく、身体で聞き、感じるものでもあると。聞こえる人がリズムを耳で聞き、それを耳から聞く音楽に変えたのであれば、聞こえない人は身体で感じたものを音楽に変えることができるはずですし、その音楽も聞こえる人の概念であるものではなく、まだ誰も考えたこともない、しかしこれから出るであろう新しい音楽の概念が生まれるかもしれないと期待できます。


  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 01:22Comments(0)耳が聞こえないて何?

2012年04月13日

福島智怒りの発言

盲ろうのコミニからの転載です。

福島智さんが2月8日の障がい者制度改革推進会議で、「みなさん、思い出してください」と呼びかける発言をされました。その発言の場面がYouTubeにアップされています。

福島智さん憤りの発言 / 障がい者制度改革推進会議 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=SltreKVT0dA

福島智さんの発言PDF文書
http://bit.ly/yFt0O2

YouTubeの映像が反響を呼んでいます。
ぜひ、多くの人たちに見てもらいたいと思います。
皆さんのブログやメーリングリスト、twitter、facebook、mixiなどに紹介してください。

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 17:50Comments(0)耳が聞こえないて何?

2012年04月13日

疑似体験

そんな思いでどうしたら奈良県立ろう学校の生徒さんが喜んでもらえるか考えました。

料理はペルー料理と沖縄料理
をうまく組み合わせて両方の料理を一度に楽しめるものにしたいと思います。盲ろうの生徒さんに香りで食事を楽しめるよう模索中です。

イベントはプロ級のマジッシャンに来てもらえることになりました。
見えなくても楽しめるマジック考えてもらっています。
かなり難易度は高いです。あきらめずに頑張ってもらっています。

聾学校の先生とメール電話で何度も話し合いしました。

話し合いしていくなかで盲ろうの生徒さんは沖縄の盲ろう者との交流を望んでいるのではないだろうかと思いました。
くくるにご来店していただいた他府県のろう者のお客様のくくるの魅力は沖縄のろう者に会えることでした。

沖縄に10回もきていて一度も沖縄のろう者にあったことのないお客様もいます。

そんな他府県のろう者と地元のろう者との交流は手話が飛び交い楽しそうです。
それが沖縄と奈良県の盲ろう者で交流できればとおもうと胸がはずみました。
実際には通訳がいなければ交流は難しいです。盲ろう者の通訳介助に理解のない方々にどれだけ、盲ろう者にとって通訳が必要であり、どれだけ、生きる喜びにつながっているかを知ってもらえるいい機会だと思いました。

そのことを聾学校の先生に伝えました。先生は大変よろこんでくれていました。その生徒は沖縄の盲ろう者と会えることは考えてもいなかったようで、とても楽しみにしているとのことでした。








料理、交流会は着々と準備しています。
さて、ライブはどうしたらいいか悩みました。

ろう者ならダンスなど見てたのしむことはできますが盲ろう者にはそうはいきません。
ならば振動で音楽を楽しんでもらおうかと思いました。
その実験のため4人のくくるの乙女を和太鼓のライブに誘いました。
ものすごい迫力と振動でした。
これなら喜んでくれていると思っていましたが純子はつまらないと言いました。
シッヨックでした。確かに振動は感じますが音楽を楽しむほどまでには至りませんでした。


ダンスもダメ、振動もダメです。くくるの乙女とサポーターで話しあいました。
Yさんが言いました。打楽器は人類が誕生して最初のコミニケーションの手段であり、楽器の始まりです。
打楽器を実際に体験してもらうのはどうだろうか!

純子
「見るよりやるほうが楽しい。一緒にやるともっと楽しい」

音楽は受身ではなく実際に演奏するほうがもっと楽しいようだ。

確かにくくるの乙女は音楽は大嫌いと言っていたが今は音楽を楽しんでいる。

押し付けにならないだろうかとの意見もあった。私も自信はなかった。

恐る恐るろう学校の先生に電話してみた。

驚きの返事だった。
生徒は皆、好奇心旺盛でなんでもやりたがるとのことで大賛成とのことでした。
手話歌、打楽器も得意とのこと。

先生はくくるでは食事だけと考えていたようです。

くくるも好奇心旺盛だ。
やっと方向性がみえてきた。
生徒にライブ体験してもらうことにした。
くくるバンドの演奏で生徒が手話歌をやる
サポーターと生徒で演奏してくくるの乙女がダンス、手話歌をやることにした。
打楽器は沖縄特有のパーランクーを使ってもらい沖縄の文化芸能に触れ合う機会にしたいと思う。
更なる援護射撃があります。
なんとケントミさんが友情出演してもらうことになりました。
健常者の生徒でもプロと共演してライブ体験なんて聞いたことがありません。

これは絶対にいい思い出になります。

盲ろうの生徒への効果的にリズムを感じてもらうには?全員の音をあわせるには?まだまだ課題がありますが、壁を乗り越えることを楽しみたいと思います。










4月25日の奈良県立ろう学校の生徒さんを歓迎のミニライブのため先日はケントミさんとの合同練習でした。

皆と耳の不自由な生徒、盲ろうの生徒を喜んでもらえるにはどうしたらいいか真剣な討議しました。

町田さんから以前、盲と知的の2重障害ある他府県の生徒さんに太鼓を叩いてもらったところ、とても喜んでもらえたと太鼓のすばらしさと一緒に何かを体験することの素晴らしさを語ってくれました。

わくがみさんから、まず、テンポとリズムを理解してもらい、振動で体に感じる体感、盲ろうの生徒の場合は肩を叩くなどしてテンポを感じてもらうなど意見がありました。
実際に肩を叩きながらリズムよく打楽器を叩くことができるかなと疑似体験しながらの練習でした。

 疑似体験は、盲ろう者のことを理解する手助けになり方向性がみえてきました。
くくるバンド練習頑張っています。




  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 00:49Comments(0)

2012年04月12日

今日のお客様


2012年4月12日

先日は宮城さんが初来店していただきました。http://koushun.ti-da.net/
いつかくくるに来たかったとうれしい一言いってくれました。
19歳の時、ダイビングの事故で手足が不自由となり車椅子生活となりました。
自分にできることは何?自分ができる社会貢献とは?
日々模索しています。
手足が不自由でもハーモニカならできると練習頑張っています。
近い将来、くくるでライブどうでしょうか、宮城さん!
来店ありがとう。



  
タグ :車椅子


Posted by カフェくくる うるとらまん at 03:56Comments(0)お客様写真紹介