てぃーだブログ › くくるの乙女 › 2011年11月

OCNさんに取材していただきました。

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Posted by TI-DA at

2011年11月30日

感謝!

美良来流にミクシー、ブログでの美良来流へのコメをみてもらった。
数多くの心温まる激励の言葉に涙ぐんでいました。
うれしいといってくれました。
こんなにも元喜になったのは皆さんのおかげです。
コメしていただいた皆さん、お一人お一人の真心が彼女の心の扉を開いてくれました。
みなさん、ありがとう。
  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 19:13Comments(2)マイケルの独り言

2011年11月30日

お客様からの声

  先日、くくるにランチにきていただき、くくるの演奏を聴いてくれたお客様からの声です。
 実は、聾者が働くお店にはいかない、精神障害者とんでもないとの言葉を浴びせられていました。
 そんな中、こんな心温まる声を届けてくれるお客様がいる。涙がでるほどうれしいです。

テンポさんの声を紹介します。


言っている事とやってる事会社でも立場上、建前を使う事が多々あるのですが・・・、

世の中こうも言ってる事とやっている事が違いすぎる輩の多いことか・・。

その場の一時凌ぎで毎日をやりすごし、体裁だけで全身を取り繕い、

綻びが見えた途端に恥も外聞もかなぐり捨て”逆切れ”

喉元過ぎれば熱さも忘れ、開き直りを正当化。  困った物です・・・・。

さて、何が言いたいのかというと、
全身に降りかかる苦労を苦労と思わず、人の事を一生懸命に考え、人の幸せを一生懸命に考え、毎日一粒づつの幸せに感動しながらバンド活動の支援をしながらカフェを開いておられる方が北中城村和仁屋におられます。
http://kukurucafe.ti-da.net/e3688917.html

昨日ランチを食べながら涙が出そうになりました。
決して上手い演奏ではないのだけれど、
誰かを幸せにしたい・・・、誰かが幸せになれば・・。
という必死の思いが私の”くくる”にずんずん響いて参りました。

音楽ってすばらしいですね。

自分も言ってる事とやってる事が違わぬように、どんなにじいさんになってもずっとギターを弾いていこうと心に決めました。

http://tempo.ti-da.net/e3708019.html  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 10:02Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月29日

毎週火曜日はかんちゃんのフオークライブ

毎週火曜日はかんちゃんのフオークライブの日です。
ランチバイキング1000円で食事とライブが聴けます。
70年代のフオーク中心ですよ。


  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 23:09Comments(0)

2011年11月28日

美良来流初デビュー

 今日は美良来流の初デビューの日です。
朝はかなり緊張していました。話しかけてもうつむいて黙っていました。
休息室で休んでもらいました。

 最初はユンケルとうどんちゃんが演奏していました。
いよいよ美良来流の出番となり、美良来流を呼びました。

「大丈夫?」「大丈夫よ」と勢いよくベットから起き上がりました。

先ほどの元喜のなかった彼女とは思えないほどでした。
さーやるぞとの意気込みが体中から湧き出ていました。

皿洗いを一枚も割らずにできたと自信に満ちた彼女と同じ彼女でした。
そしてユンケルがエレキ、美良来流がピアノ、うどんちゃんがタンバリンで上を向いて歩こうよを演奏しました。
うどんちゃん、美良来流のそばにピタリと側に寄り添い、彼女を援助していました。
美良来流は一生懸命でした。
よりそううどんちゃんも一生懸命にサポートしています。

 
演奏終わりお客様から暖かな拍手が鳴り響きました。
美良来流の顔はやりきった満足な顔でした。

彼女が人前で演奏することはもともとの病状と30数年に及ぶ薬漬けの生活で気力、体力も奪われていることを考えると健常者にはわからない心の葛藤、苦悩があったと思います。

そんな彼女が「楽しかった。もっとやりたい」との言葉がでました。

弟のユンケルも姉からこんな言葉は聞いたことがない、こんなに元喜なおねーちゃんになるとは思わなかったといっていました。

人間本来の命は清らかで力強いダイヤモンドのように光り輝いているもんだ、ただ、彼女は、すこし、泥に覆われているだけなんだ。その泥をくくるのお客様、ブログ仲間が払いのけてくれました。
皆さん、本当にありがとう。美良来流は上を向いて力強く歩きだしました!



  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 17:32Comments(7)マイケルの独り言

2011年11月27日

すべての源は自分

 ユンケル美良来流みて、すべての源は自分からと思えるようになった。
きっかけは、美良来流の一言の言葉「一枚も割らずに皿洗いができた」です。

彼女に皿洗いをお願いするまで彼女には無理じゃないか、心が乱れたらどうしょうかと考えていました。
しかし、静かに座っているだけの彼女をみて、何かしたいのでは?と思いました。
ケントミさんから教えてもらった人を元喜にさせたら一番元喜になるのは自分だよを思い出し、皿洗いをお願いしました。
彼女は5分ぐらいでしたが一生懸命に皿を洗っていました。

 皿洗いした後、彼女は「できた。一枚も割らずに皿洗いができた」と喜んでいました。
お願いするほうも勇気が必要だったけど彼女は、もっと勇気が必要だったと思います。

それからは「できた、掃除ができた」と「できた」の言葉が増え笑顔も増えてきました。

今では20分ぐらいの皿洗いができるようになりました。

 彼女の心の状態、睡眠、薬の管理などを考慮した上で、彼女ならできると信じることが大事だと思いました。

彼女が私と会話するまで一年必要でした。無表情無感動な彼女でした。
実際は笑顔ある彼女でした。ところが、私が彼女を挨拶をしない、無表情な人間と決め付けていたから、彼女は、無表情な顔をしていたんだなとわかりました。

すべての源は自分にある、そのことを彼女は一年かけて教えてくれました。

そして、明日は彼女がユンケル、うどんちゃんと一緒にピアノで上を向いて歩こうよを演奏します。

おいしい手作りランチバイキングと美良来流のピアノ演奏を楽しみにきてね!  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 09:18Comments(5)マイケルの独り言

2011年11月24日

上を向いて歩こうよ!

彼女はユンケルといつも一緒だ。ユンケルはほんとに心の優しい男性だ。
自分自身、統合失調症(2級)でありながら姉(統合失調症1級)の世話をしている。

 ユンケルは姉のことを一番に考えて行動している。両親は若くして亡くなり二人きりの兄弟だ。
姉は中学時代のいじめで心の病となり、母親が亡くなったショックが大きく心の病が悪化した。

 ユンケルは昨日までできたことができなくなっていく姉をどこまでもやさしく介護していた。
そんなユンケルの思いは頑なに社会との接触を拒んでいたミラクルの心を溶かし始めた。

 ミラクルにくくるで西口先生、わくがみさん、うどんちゃんと多くの友人と出愛ができた。
出愛は数十年に及ぶ病院と自宅だけの生活だった彼女の心に何か響くものがあったと思う。

くくるでは、ユンケルが仕事している間、ただ、黙って座っていた。
私は、座りぱなしは疲れると思い、倉庫を整理してベットをおいてミラクルの休む場所を作った。
でも、それでは彼女は眠ってばかしいることに気づいた。

 食事を提供しベットで寝ているだけの受身の生活だけではどんなもんかと考えた。

思い切って彼女に掃除してくれるようお願いした。
私は彼女にほうきを差し出した。ミラクルが掃除し始めた。

5分掃除したらグタッとなり座り込んでいた。ゼロと5分の違いは大きいと思う。

ミラクルの一言が忘れられない。「これならできる。掃除できる」






すこしづつ、掃除ができるようになった美良来流(ミラクル)に皿洗いをお願いした。
ゆっくり丁寧な仕事ぶりでした。時間にして5分ぐらいでした。
美良来流とユンケルの会話です。
 
  ユンケル
    「皿洗いできたの?」

  美良来流
     「できた。一枚も割らずにできた」

  ユンケルはニコリとしていた。

一枚も割らずにできたと喜んでいる彼女みてうれしくなった。


何かあったらどうしょう、無理だ、との思いから遠慮していた私でした。

彼女の心のドアをたたくのを遠慮していた私でした。


一枚もわらずにできたと笑顔、そして自信。
幸せを感じました。








先週の水曜日、バンドの練習後、ミーテイングをした。
美良来流に楽器ができないかの話し合いになった。
私はピアノがいいのではと思っていたが、難しいのではとの意見があり、最終的にはタンバリンがいいとなった。
本人もタンバリンがいいと言った。

彼女は小学校の頃、2年間ほどピアノを習っていた。
練習したら昔の頃を思い出しピアノができるのではと思った。


次の日、ピアノは好き?との質問に好きと答えた。
ピアノやってみる?
と尋ねると黙ってピアノを弾き始めた。
ユンケルがやさしくピアノを教えていた。
練習は5分で終わった。


次の日、ユンケルがんニコニコしていた。
昨日、練習30分したとのことだ。
5分の練習がやっとだった彼女が30分も練習したのだ。

彼女は坂本九の上を向いて歩こうよを演奏してくれた。
まだ、長年の薬の影響であろうか、指に力がなかった。
でも一生懸命にピアノを弾いていた。
スタッフの皆、彼女の一生懸命さに涙がでてきた。

30数年ぶりのピアノです。
一生懸命てすばらしいね!

歌のように上を向いて歩いていこうね!
ゆっくり、楽しく!

いつの日か、みなさんに聞いてもらえる日を夢みて!










先日のことです。
  うどんちゃんと美良来流がくくるで何か話しをしていました。
  すると突然、美良来流の大きな笑い声が聞こえました。
  厨房にいた私まで聞こえる大きな笑い声でした。

ユンケルの話ではオネーサンがこんなに大きな笑い声を聞いたのは久しぶりとのことでした。
  7年前母が亡くなってからは笑うことが途絶えていたオネーさんでした。
  

つい最近まで入院し無表情無感動であった彼女が大笑いするまでになりました








今日はうどんちゃんが遊びにきてくれた。
 うどんちゃんが驚いた声で話した。
  「あれー美良来流、上を向いている。いつも下ばかし向いていたのに」

 うるとらまん
  「ほんとだ。どうしたの」
 
 美良来流
  「楽しいのに」

 美良来流はうどんちゃんが大好きだ。うどんちゃんに会うたびに元喜になってきた。
 声をかけると挨拶を返すようになり、大笑いするようになり、今度は胸を張って上をむいて歩くようにな ったよ。

 勢いとは恐ろしい。
 私がうどんちゃんに美良来流にピアノを教えてとお願いしました。
 美良来流のピアノのうまさにみんなびっくり。
 試しにとユンケルがエレキ、うどんちゃんがドラム、美良来流がピアノで上を向いて歩こうよを演奏して  もらいました。

 これならいけると来週の月曜日(毎週月曜日はうどんちゃんとユンケルのライブの日です)は急遽、美良 来流も参加することになりました。
 美良来流のピアノは技術的には未熟だけど、精一杯生きる尊さ、命の底からの蘇生へのドラマを私は感じ ました。

 美良来流は上を向いて歩き出しましたよ。そんな彼女の上を向いて歩こうよを

  時間あるかたは 月曜日きてね(美良来流は最近、心は安定していますが、その日の調子で気分が優れ  ない場合があります。そのときはごめんなさい)


















今日はうどんちゃんが遊びにきてくれた。
 うどんちゃんが驚いた声で話した。
  「あれー美良来流、上を向いている。いつも下ばかし向いていたのに」

 うるとらまん
  「ほんとだ。どうしたの」
 
 美良来流
  「楽しいのに」

 美良来流はうどんちゃんが大好きだ。うどんちゃんに会うたびに元喜になってきた。
 声をかけると挨拶を返すようになり、大笑いするようになり、今度は胸を張って上をむいて歩くようにな ったよ。

 勢いとは恐ろしい。
 私がうどんちゃんに美良来流にピアノを教えてとお願いしました。
 美良来流のピアノのうまさにみんなびっくり。
 試しにとユンケルがエレキ、うどんちゃんがドラム、美良来流がピアノで上を向いて歩こうよを演奏して  もらいました。

 これならいけると来週の月曜日(毎週月曜日はうどんちゃんとユンケルのライブの日です)は急遽、美良 来流も参加することになりました。
 美良来流のピアノは技術的には未熟だけど、精一杯生きる尊さ、命の底からの蘇生へのドラマを私は感じ ました。

 美良来流は上を向いて歩き出しましたよ。そんな彼女の上を向いて歩こうよを

  時間あるかたは 月曜日きてね(美良来流は最近、心は安定していますが、その日の調子で気分が優れ  ない場合があります。そのときはごめんなさい)

  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 17:23Comments(2)マイケルの独り言

2011年11月23日

大笑い

彼女はユンケルといつも一緒だ。ユンケルはほんとに心の優しい男性だ。
自分自身、統合失調症(2級)でありながら姉(統合失調症1級)の世話をしている。

 ユンケルは姉のことを一番に考えて行動している。両親は若くして亡くなり二人きりの兄弟だ。
姉は中学時代のいじめで心の病となり、母親が亡くなったショックが大きく心の病が悪化した。

 ユンケルは昨日までできたことができなくなっていく姉をどこまでもやさしく介護していた。
そんなユンケルの思いは頑なに社会との接触を拒んでいたミラクルの心を溶かし始めた。

 ミラクルにくくるで西口先生、わくがみさん、うどんちゃんと多くの友人と出愛ができた。
出愛は数十年に及ぶ病院と自宅だけの生活だった彼女の心に何か響くものがあったと思う。

くくるでは、ユンケルが仕事している間、ただ、黙って座っていた。
私は、座りぱなしは疲れると思い、倉庫を整理してベットをおいてミラクルの休む場所を作った。
でも、それでは彼女は眠ってばかしいることに気づいた。

 食事を提供しベットで寝ているだけの受身の生活だけではどんなもんかと考えた。

思い切って彼女に掃除してくれるようお願いした。
私は彼女にほうきを差し出した。ミラクルが掃除し始めた。

5分掃除したらグタッとなり座り込んでいた。ゼロと5分の違いは大きいと思う。

ミラクルの一言が忘れられない。「これならできる。掃除できる」






すこしづつ、掃除ができるようになった美良来流(ミラクル)に皿洗いをお願いした。
ゆっくり丁寧な仕事ぶりでした。時間にして5分ぐらいでした。
美良来流とユンケルの会話です。
 
  ユンケル
    「皿洗いできたの?」

  美良来流
     「できた。一枚も割らずにできた」

  ユンケルはニコリとしていた。

一枚も割らずにできたと喜んでいる彼女みてうれしくなった。


何かあったらどうしょう、無理だ、との思いから遠慮していた私でした。

彼女の心のドアをたたくのを遠慮していた私でした。


一枚もわらずにできたと笑顔、そして自信。
幸せを感じました。








先週の水曜日、バンドの練習後、ミーテイングをした。
美良来流に楽器ができないかの話し合いになった。
私はピアノがいいのではと思っていたが、難しいのではとの意見があり、最終的にはタンバリンがいいとなった。
本人もタンバリンがいいと言った。

彼女は小学校の頃、2年間ほどピアノを習っていた。
練習したら昔の頃を思い出しピアノができるのではと思った。


次の日、ピアノは好き?との質問に好きと答えた。
ピアノやってみる?
と尋ねると黙ってピアノを弾き始めた。
ユンケルがやさしくピアノを教えていた。
練習は5分で終わった。


次の日、ユンケルがんニコニコしていた。
昨日、練習30分したとのことだ。
5分の練習がやっとだった彼女が30分も練習したのだ。

彼女は坂本九の上を向いて歩こうよを演奏してくれた。
まだ、長年の薬の影響であろうか、指に力がなかった。
でも一生懸命にピアノを弾いていた。
スタッフの皆、彼女の一生懸命さに涙がでてきた。

30数年ぶりのピアノです。
一生懸命てすばらしいね!

歌のように上を向いて歩いていこうね!
ゆっくり、楽しく!

いつの日か、みなさんに聞いてもらえる日を夢みて!










先日のことです。
  うどんちゃんと美良来流がくくるで何か話しをしていました。
  すると突然、美良来流の大きな笑い声が聞こえました。
  厨房にいた私まで聞こえる大きな笑い声でした。

ユンケルの話ではオネーサンがこんなに大きな笑い声を聞いたのは久しぶりとのことでした。
  7年前母が亡くなってからは笑うことが途絶えていたオネーさんでした。
  

つい最近まで入院し無表情無感動であった彼女が大笑いするまでになりました  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 16:48Comments(5)マイケルの独り言

2011年11月21日

ピアノ一生懸命

彼女はユンケルといつも一緒だ。ユンケルはほんとに心の優しい男性だ。
自分自身、統合失調症(2級)でありながら姉(統合失調症1級)の世話をしている。

 ユンケルは姉のことを一番に考えて行動している。両親は若くして亡くなり二人きりの兄弟だ。
姉は中学時代のいじめで心の病となり、母親が亡くなったショックが大きく心の病が悪化した。

 ユンケルは昨日までできたことができなくなっていく姉をどこまでもやさしく介護していた。
そんなユンケルの思いは頑なに社会との接触を拒んでいたミラクルの心を溶かし始めた。

 ミラクルにくくるで西口先生、わくがみさん、うどんちゃんと多くの友人と出愛ができた。
出愛は数十年に及ぶ病院と自宅だけの生活だった彼女の心に何か響くものがあったと思う。

くくるでは、ユンケルが仕事している間、ただ、黙って座っていた。
私は、座りぱなしは疲れると思い、倉庫を整理してベットをおいてミラクルの休む場所を作った。
でも、それでは彼女は眠ってばかしいることに気づいた。

 食事を提供しベットで寝ているだけの受身の生活だけではどんなもんかと考えた。

思い切って彼女に掃除してくれるようお願いした。
私は彼女にほうきを差し出した。ミラクルが掃除し始めた。

5分掃除したらグタッとなり座り込んでいた。ゼロと5分の違いは大きいと思う。

ミラクルの一言が忘れられない。「これならできる。掃除できる」






すこしづつ、掃除ができるようになった美良来流(ミラクル)に皿洗いをお願いした。
ゆっくり丁寧な仕事ぶりでした。時間にして5分ぐらいでした。
美良来流とユンケルの会話です。
 
  ユンケル
    「皿洗いできたの?」

  美良来流
     「できた。一枚も割らずにできた」

  ユンケルはニコリとしていた。

一枚も割らずにできたと喜んでいる彼女みてうれしくなった。


何かあったらどうしょう、無理だ、との思いから遠慮していた私でした。

彼女の心のドアをたたくのを遠慮していた私でした。


一枚もわらずにできたと笑顔、そして自信。
幸せを感じました。








先週の水曜日、バンドの練習後、ミーテイングをした。
美良来流に楽器ができないかの話し合いになった。
私はピアノがいいのではと思っていたが、難しいのではとの意見があり、最終的にはタンバリンがいいとなった。
本人もタンバリンがいいと言った。

彼女は小学校の頃、2年間ほどピアノを習っていた。
練習したら昔の頃を思い出しピアノができるのではと思った。


次の日、ピアノは好き?との質問に好きと答えた。
ピアノやってみる?
と尋ねると黙ってピアノを弾き始めた。
ユンケルがやさしくピアノを教えていた。
練習は5分で終わった。


次の日、ユンケルがんニコニコしていた。
昨日、練習30分したとのことだ。
5分の練習がやっとだった彼女が30分も練習したのだ。

彼女は坂本九の上を向いて歩こうよを演奏してくれた。
まだ、長年の薬の影響であろうか、指に力がなかった。
でも一生懸命にピアノを弾いていた。
スタッフの皆、彼女の一生懸命さに涙がでてきた。

30数年ぶりのピアノです。
一生懸命てすばらしいね!

歌のように上を向いて歩いていこうね!
ゆっくり、楽しく!

いつの日か、みなさんに聞いてもらえる日を夢みて!

  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 09:21Comments(2)マイケルの独り言

2011年11月20日

明日はうどんちゃんとユンケルのライブです。

毎週月曜日はうどんちゃんとユンケルのライブの日です。
ヘルシーなランチバイキングと心を癒すライブを楽しんでね!

  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 20:01Comments(0)

2011年11月20日

皿洗い

 彼女はユンケルといつも一緒だ。ユンケルはほんとに心の優しい男性だ。
自分自身、統合失調症(2級)でありながら姉(統合失調症1級)の世話をしている。

 ユンケルは姉のことを一番に考えて行動している。両親は若くして亡くなり二人きりの兄弟だ。
姉は中学時代のいじめで心の病となり、母親が亡くなったショックが大きく心の病が悪化した。

 ユンケルは昨日までできたことができなくなっていく姉をどこまでもやさしく介護していた。
そんなユンケルの思いは頑なに社会との接触を拒んでいたミラクルの心を溶かし始めた。

 ミラクルにくくるで西口先生、わくがみさん、うどんちゃんと多くの友人と出愛ができた。
出愛は数十年に及ぶ病院と自宅だけの生活だった彼女の心に何か響くものがあったと思う。

くくるでは、ユンケルが仕事している間、ただ、黙って座っていた。
私は、座りぱなしは疲れると思い、倉庫を整理してベットをおいてミラクルの休む場所を作った。
でも、それでは彼女は眠ってばかしいることに気づいた。

 食事を提供しベットで寝ているだけの受身の生活だけではどんなもんかと考えた。

思い切って彼女に掃除してくれるようお願いした。
私は彼女にほうきを差し出した。ミラクルが掃除し始めた。

5分掃除したらグタッとなり座り込んでいた。ゼロと5分の違いは大きいと思う。

ミラクルの一言が忘れられない。「これならできる。掃除できる」






すこしづつ、掃除ができるようになった美良来流(ミラクル)に皿洗いをお願いした。
ゆっくり丁寧な仕事ぶりでした。時間にして5分ぐらいでした。
美良来流とユンケルの会話です。
 
  ユンケル
    「皿洗いできたの?」

  美良来流
     「できた。一枚も割らずにできた」

  ユンケルはニコリとしていた。

一枚も割らずにできたと喜んでいる彼女みてうれしくなった。


何かあったらどうしょう、無理だ、との思いから遠慮していた私でした。

彼女の心のドアをたたくのを遠慮していた私でした。


一枚もわらずにできたと笑顔、そして自信。
幸せを感じました。  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 08:05Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月19日

美良来流

西口先生からミラクルは奇跡と感動を呼ぶにコメいただきました。


美良来流

美しい良いものが流れて来る

友宝

友は宝だ!
来年のカレンダーに書かせて頂いています
Posted by 楽書字遊人 at
美しい良いものが流れて来る

友宝

友は宝だ!
来年のカレンダーに書かせて頂いています
楽書字遊人


ミラクル、今日から美良来流
dす。よろしく。  
タグ :西口賢治


Posted by カフェくくる うるとらまん at 12:46Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月19日

ミラクルは奇跡と感動を呼ぶ!

 ミラクル(旧姓ユンケルネーネー)がすごい!

彼女に会うたびに私は元喜になる。

 彼女はユンケルといつも一緒だ。ユンケルはほんとに心の優しい男性だ。
自分自身、統合失調症(2級)でありながら姉(統合失調症1級)の世話をしている。

 普通なら姉を施設に預けると思う。でもユンケルは姉のことを一番に考えて行動している。両親は若くして亡くなり二人きりの兄弟だ。
姉は中学時代のいじめで心の病となり、母親が亡くなったショックが大きく心の病が悪化した。

 ユンケルは昨日までできたことができなくなっていく姉をどこまでもやさしく介護していた。
そんなユンケルの思いは頑なに社会との接触を拒んでいたミラクルの心を溶かし始めた。

 ミラクルにくくるで西口先生、わくがみさん、うどんちゃんと多くの友人と出愛ができた。
私の最高の自慢はくくるのお客様、友人は最高であることだ。
私の最高の友人との出愛は数十年に及ぶ病院と自宅だけの生活だった彼女の心に何か響くものがあったと思う。

くくるでは、ユンケルが仕事している間、ただ、黙って座っていた。
私は、座りぱなしは疲れると思い、倉庫を整理してベットをおいてミラクルの休む場所を作った。
でも、それでは彼女は眠ってばかしいることに気づいた。

 食事を提供しベットで寝ているだけの受身の生活だけではどんなもんかと考えた。折角、友人との出愛で笑顔が増えてきた彼女だ。

思い切って彼女に掃除してくれるようお願いした。
私は彼女にほうきを差し出した。ミラクルが掃除し始めた。ユンケルは姉をやさしく応援していた。

5分掃除したらグタッとなり座り込んでいた。ゼロと5分の違いは大きいと思う。

ミラクルの一言が忘れられない。「これならできる。掃除できる」
彼女にとっては大変勇気のいることだと思う。「これならできる」の一言に自分が恥ずかしくなった。掃除はできないときめつけていた自分である。

ユンケル、ミラクルに教えてもらった。
すこしづつの積み重ねがいかに幸せなことであるかを!
  
タグ :統合失調症


Posted by カフェくくる うるとらまん at 09:10Comments(3)マイケルの独り言

2011年11月18日

今日は結婚記念日

11月18日、うるとらまんの7回目の結婚記念日です。
波乱万丈の人生でした。

 結婚の約束をしていながら、わたしの個人的理由で、結婚を破棄しようと彼女に言いました。
その当時の私は友人にだまされ信用、仕事、お金すべてを失いました。
彼女は言いました。「辛いという字の上に、一本線を引いたら幸せの字になる。だから、二人でがんばろう」といってくれました。

 私が彼女を生涯の伴侶に選んだ理由に、耳が不自由なため、いじめにあっていたことでした。
辛い体験をした人は、人にやさしくなれます。
そして、人生最大の夢であったくくるを去年オープンできました。
ろう者が喜んでもらえるカフエ。手話が広がるカフエ。バリアフリーで障害者が喜んでもらえるカフエ。スタッフが喜んで働いてもらえるカフエ。安くて、おいしくて、だれもが安らぎを感じるカフエを目指してのオープンでした。

 家のリフォームの工事代金300万円だまし取られたり、立地条件が悪すぎる、ろう者が接客は無理とかありました。



 でも応援していただける皆様の励ましで勇気をもらい、希望をもつことができました。
オープンして、他府県のろう者が来店してくれたときは驚きました。
観光名所でもなんでもない、くくるにきてくれるなんて、信じられなかったです。
 今まであったこともない人が一生懸命くくるを応援してくれています。
人間ていいなと思いました。こんな幸せな人生を歩めるとは思ってもみなかったです。
くくるを応援していただいた皆さん、本当にありがとうございます。

 結婚して7年、辛いこともありましたが、彼女のおかげで耐えることができました。心より感謝しています。
 
これからもよろしく。


  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 18:40Comments(9)

2011年11月17日

好きな音楽

ユンケル、毎週月曜日は、うどんちゃんとライブです。

最初は5分間皿洗いするとボーとして疲れているようだったが
うどんちゃんとライブするようになってから厨房での仕事が意欲的になってきた。今では一時間できるようになった。

「何かすることはないですか」と積極的だ。
私は「仕事やりすぎだ、もうすこし、ゆっくりやろう。今の半分でいい」
とユンケルに話した。

好きな音楽ができたことが仕事への好影響を与えたようだ。

くくるに遅刻せずに働くようになってきた。




これからが楽しみだ。
ゆっくり、楽しくいこうぜ。

  

Posted by カフェくくる うるとらまん at 17:07Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月13日

教えること

ユンケルが元喜になった理由は好きな音楽がくくるでできたことだと思います。

好きなエレキ演奏で心が和み、それ仕事への意欲につながったと思います。
ユンケルが元喜になった理由はもうひとつあります。
それは教えることです。

ユンケルは毎週水曜日、聾者に音楽を教えています。
私はユンケルがどうやって聾者に音楽を教えるのか、黙ってみていました。

ユンケルが純子さん英子さんににドラムの叩き方を教えていました。
そこには教える以前にコミニケーションの問題がありました。
ユンケルは純子さんの手話を注意深く観察し自然に手話を覚えていきました。

聾者は耳が聞こえないので音声で教えることはできない。自分が手話をおぼえれば純子さん達とコミニケーションができることを実践してくれました。
私がくくるをオープンした理由はそこにありました。
健常者中心の社会で聾者が健常者にあわそうとして疲れている。お互いに歩み寄ってほしいとの思いがありました。

それを精神障害のユンケルがやってくれました。
ユンケルは私の思いを実践した最初の人です。

薬の影響による怠慢な行動するユンケルを聾者のスタッフは遠まわしに見ていました。

ところがユンケルが手話を覚えてくれたことで一瞬にして心を開きました。
音楽を教えてくれることに尊敬さえ抱くようになりました。

教えるたびにユンケルは元喜になりました。
おそらく精神障害者で聾者に音楽を教えたのは沖縄でユンケルが最初だと思います。

彼は、手話を覚え、耳の聞こえない聾者にテンポをどうやって教えたらいいのか悩みながらも汗だくになって教えていました。

ケントミさんから教えてもらった人のために努力してごらん、一番元喜になるのは自分だよとの言葉を思い出しました。

人は人を憎んだり、妬んだりする命もあれば人のために行動する命もあるとおもいます。
その命の基底部は、やはり、人のために行動する命ではないかと思いす。

人のために努力したとき人は安らぎを感じ幸せを感じるのではないかとユンケルをみて思いました。

  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 22:10Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月13日

音楽の力

以前、病院職員、保健所職員とユンケルのことで話し合いした。
私はユンケルは仕事(厨房での洗い物など)より、音楽をくくるでやらせてほしいと職員の皆さんにお願いした。

ユンケルに大切なのは、まず、家に引きこもることからの脱却だと思ったからだ。

初めは、くくるで得意なエレキ演奏してもらい、やる気がある時、厨房に入ればいいと思っていた。
職員のみなさんも最終的には私の意見に合意してくれた。


エレキを演奏しているときの彼は生き生きとしていが皿洗いは5分がやっとだった。


彼には5分の皿洗いでもきついようだった。
でも出勤時間に遅れることはないし無断欠勤がないので私は満足だった。

仕事になれ、3ヶ月ぐらいで30分ぐらいの皿洗いができるようになるといいなと思っていた。

その予想は見事にはずれた。彼は一ヶ月で1時間の皿洗いができるようになっていた。

好きな音楽ができることは、彼に仕事への意欲を与えたのだろう。
うれしいことに9月から通院が月2回から1回になり今月から睡眠剤の量が軽減された。


音楽の力はすごいな!
いい音楽は聞いている人に安らぎを与えるけど演奏している人にもいい影響を与えるんだな。

ユンケル、楽しく、ゆっくりいこうね!
  
タグ :音楽


Posted by カフェくくる うるとらまん at 01:05Comments(0)マイケルの独り言

2011年11月11日

感謝の言葉

最近、頻繁にユンケルから電話がくる。
内容は「・・・・でありがとう」とありがとうの言葉が多くなってきた。

先日はミラクル(旧姓ユンケルネーネー)がアーサー汁を作ってくれたと喜びと周りの方々への感謝の電話でした。
20年ぶりに味噌汁をミラクルが作り、今度はアーサー汁を作ってくれた。

おねーさん、すこしづつではあるが確実に心の病はいい方向に向かっていることは確実だ。

うれしいな。感謝の言葉を発することは自分を元喜にし周りの人を幸せにすると思う。

ユンケル、いい調子だよ。慌てず、楽しく、ゆっくり、いこうね!

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Posted by カフェくくる うるとらまん at 00:47Comments(2)マイケルの独り言

2011年11月06日

イタリアからのお客様

先日、イタリアから聾夫婦のお客様が来店してくれました。

英語、日本手話が通じないことに私は困惑しました。
ところが純子さん、英子さん、日本手話、イタリアの夫婦はイタリア手話で会話しているのです。

聾者のコミニケーション能力はすごいです。
やはり技術、知識より心の問題かなと思いました。
身振り、顔の表情で相手の話を読み取る技術の卓越さ、何よりもコミニケーションしたいとの気持ちが聾者は強いと思いました。



  


Posted by カフェくくる うるとらまん at 01:20Comments(1)お客様写真紹介